スポンサーリンク
スポンサーリンク

野口聡一さんの名言や語録から、何が凄いのか、今後は何をするのかを探る

宇宙飛行士
スポンサーリンク


宇宙飛行士で東京大学特任教授の野口聡一さんが、『クイズ!あなたは小学5年より賢いの?』に出演します。

野口さんは今年の5月に26年間務めたJAXAを退職し、今後の動向が注目されています。

改めて野口さんの凄さにについて、名言ともいえる数々の語録とともにお伝えしたいと思います。

また今後はどういう活動をしていくのかについてもみていきます。

よろしければ、一緒に確認していきましょう!

スポンサーリンク

野口聡一さんのプロフィール

生年月日  1965年4月15日(57歳)
出身地   神奈川県茅ヶ崎市 
身長    180cm
学歴    神奈川県立茅ケ崎北陵高校
      東京大学工学部航空学科
      東京大学大学院工学系研究科航
      空学専攻修士課程

1996年に旧宇宙開発事業団の宇宙飛行士候補の募集に応募し、572人の中から候補者に選定されます。

宇宙ステーションという閉鎖空間の中で複雑な機械をミスなく使える能力、ストレスがかかる空間で動じずに働ける能力、など、一歩間違えると死という極限状態で、長期間滞在できる知力・体力・精神力が備わっていると判断され、候補者に選定されました。

総合的な能力の高さ、能力のバランスが他の候補者よりもすぐれていたと判断されたわけですね。

宇宙飛行士に選ばれたという事自体、野口さんが如何に凄い人であるかを物語っています。

スポンサーリンク

宇宙飛行士としての経歴

野口さんは宇宙飛行を3回、船外活動を4回体験しました。

2005年宇宙船スペースシャトル「ディスカバリー」に搭乗
     3度の船外活動を実施

2009年宇宙船「ソユーズ」に搭乗
     ISS(国際宇宙ステーション)に約5か月半滞在

2020年民間宇宙船「クルードラゴン」に搭乗
     ISSに166日間滞在
     4度目の船外活動を実施

ISSの滞在時間は日本人最長となる通算335日を記録。

スポンサーリンク

野口さんの凄さ その1 ~人類としての希少な体験

宇宙飛行士って何となく凄いというイメージは沸いてきますが、一体に何が凄いのか?

そのことを深く掘り下げて考えたことのある人は少ないのではないでしょうか。

日本人宇宙飛行士が宇宙に向けて飛び立つとき、テレビなどで大きなニュースになります。

それをみて「あぁ、凄いんだ」

と思うのですが、何が凄いのか、具体的に突き詰めることまではしていません。

何が凄いのか。

まず、非常にシンプルですが「地球から離れた場所に移動した」という体験・事実です。

私たちは地球上に生まれ、地球上で生活する生命体で、地球以外の場所に移動する事自体がそもそも普通ではないことです。

〇〇したことがある人、ない人、という2択で人間を分類した場合に、宇宙に行ったことがあるか、ないか、というのはまさに究極の2択です。

日本人でこれまで宇宙空間に移動・滞在経験をした人は14人です。

たったの14人しか宇宙に行ったことがある人はいません。

そして、野口さんはISS滞在時間が日本人最長の通算335日を記録しています。

335日? そうです。約1年です。

野口さんは現在57歳ですが、そのうちの約1年を宇宙で過ごした、ということになります。

〇〇県に転勤で1年住んでいました、ニューヨークで2年過ごしました。

この程度であれば普通にあることですよね。もちろん、その滞在がどんな感じだったのかもある程度想像もできます。

しかし、『仕事で宇宙に1年行ってました』、と言われてもちょっと想像がつきませんよね。

『凄い』ことだな、とは思いますが、想像がつかないので『何が』凄いのかがわからないのです。

ですので、地球上のみで生活しているのが当たり前の私たち生命体の中で、宇宙に行った経験という『希少性』そのものに価値があります。

野口さん自身、宇宙に行ったことを「きわめて珍しい体験」と語っています。

スポンサーリンク

野口さんの凄さ その2 ~船外活動における極限体験

野口さんは船外活動が死と隣り合わせの極限状態であることを、以下のように語っています

ISSでの船外活動では50m移動するのに30分かかった
宇宙が危険であることを端的に感じるのが船外活動
死ぬ可能性が一番高い活動でもある
命綱がもし切れたら宇宙に飛ばされる
自分がつかまっている手すりの先には人工物がない、この先にあるのは文字通り死の世界だということを体感した
ここが自分の冒険の最終地点で、もう死しかないところまで見た
ISSの中に戻り地球に帰り、家に帰るまでの長い長い帰路が、この端っこから始まった

テレビ番組等での発言

船外活動は『死』を意識する極限の環境にあることがうかがえます。

一歩間違えば宇宙に放り出され戻ってこれなくなるという恐怖。

地球上で普通に生活している私たちにはとても想像できない世界です。

死と隣り合わせの極限状態・恐怖ので中でも、冷静に行動できる精神力、思考力、体力はやはり凄いというほかありません。

スポンサーリンク

今後はどうするのかついて

26年間務めたJAXAを今年5月に退職した野口さん

今後はどのような活動をしていくのでしょうか

野口さんはテレビ番組のインタビューで以下のように話しています。

宇宙に行ったという人は数少なく極めて珍しい体験で、そこで得た知見、燃え尽きた後自分がどのように立ち直ったかの体験は、多くの人に役に立つのではないか

野口さんはオリンピックのメダリストに例えていましたが、宇宙からの帰還後に『燃え尽き症候群』のような状況に陥った事を明かしています。

また、宇宙に飛ぶ前と飛んでいる最中は手厚いサポートがあるものの、帰ってきた後の第二の人生をサポートする体制は手薄でもあり、そこは普通の会社員の世界とあまり変わらないとの事。

野口さんは『当事者研究』と言っていますが、人生の大きな目標を達成した後に、どのようにして立ち直り、新たに何たな目標や生きがいを見つけるか、研究と実践を始めるそうです。

こうした決意が、JAXA退職を後押ししました。

常にチャレンジしていないと気が済まない人なのですね。

ちなみに、アメリカの宇宙飛行士の多くが、その後『政治家』になっているとの事で、宇宙飛行士が、宇宙飛行以外の適性を持っていて、新たなステージで活躍していることが示されています。

野口さんやオリンピックのメダリストなど、極限状態を経験した人だけでなく、これから人生の後半を生きる普通の人にとっても、燃え尽き症候群からの立ち直り方を示してくれるものになりそうです。

スポンサーリンク

まとめ

野口聡一さんについてみてきました。

宇宙飛行士に選ばれとこと、宇宙飛行という人類にとって極めて稀な体験をしたこと、船外活動での死と隣り合わせの極限体験を4回も体験したことなど、野口さんの凄さについてみてきました。

こうした体験をこれからの自分にどう活かし、同時に普通の人たちにもどう活かしてもらえるか、野口さんの新たな取り組みが始まろうとしています。

野口さんのこれまでの生き方・体験、そして大きな目標を達成した後の新たな生きがいの発見は、多くの人にとっても生きる勇気や希望を与えてくれることになるのではないでしょうか。

これからも野口聡一さんの行動・発信に注目していきたいと思います

今回は以上です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

関連記事
・宇宙飛行士に選ばれた米田あゆさんのwiki、学歴や結婚など
・山崎直子さんの現在や、学歴・経歴・家族などについて

スポンサーリンク
スポンサーリンク
宇宙飛行士
スポンサーリンク
kazuをフォローする
Kazuメディア

コメント

タイトルとURLをコピーしました