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天童よしみは紅白になぜ毎年出れるのかを詳しく調査しました

アーティスト

はじめに

大みそかの第73回NHK【紅白歌合戦】の出場歌手が先週11月16日に発表されました。

その中で、単刀直入な表現になってしまいますが、「天童よしみさんは何故毎年紅白に出れるの」と素朴な疑問を感じてしまいました。

違和感はなるべく解消してスッキリした状態で紅白を観たいと思いましたので、色々と調べてみました。

他の有力な女性演歌歌手との比較を数値で示した検証なども行いました。

紅白に関心のある方にとってこの記事が少しでも参考になれば幸いです。

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NHKの選考基準

NHKの杉山賢二実施本部長は、出場者の選考基準について、

今年の活躍
世論の支持
番組企画にふさわしいか

の3点を挙げています。

「今年の活躍」に関しては(1)CD・DVD・Blu-rayの売り上げ(2)インターネットでのダウンロード・ストリーミング・ミュージックビデオ再生回数・SNS等についての調査(3)有線・カラオケのリクエスト等についての調査(4)ライブやコンサートの実績。

「世論の支持」に関しては、1)7歳以上の全国3898人を対象にNHKが行った「ランダムデジットダイヤリング」方式による世論調査の結果(質問は「紅白に出場してほしい歌手男女3組」)(2)7歳以上の全国8000人を対象にNHKが行ったウェブアンケート調査の結果(質問は「紅白に出場してほしい歌手男女各3組以上10組まで」)としている。

https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2022/11/16/kiji/20221116s00041000501000c.html

2018年以降の紅白出場の女性演歌歌手

今年2022年も含め過去5年間で女性演歌歌手で紅白に出場している歌手は下記の6人です。

2022年 石川さゆり 坂本冬美 天童よしみ 水森かおり 
2021年 石川さゆり 坂本冬美 天童よしみ 水森かおり
2020年 石川さゆり 坂本冬美 天童よしみ 水森かおり
2019年 石川さゆり 坂本冬美 天童よしみ 水森かおり 島津亜矢 丘みどり
2018年 石川さゆり 坂本冬美 天童よしみ 水森かおり 島津亜矢 丘みどり

2020年に島津亜矢さんと丘みどりさんが外れてしまい、6名から4名に枠が減ってしまいました。

以降3年間は、石川さゆりさん、坂本冬美さん、天童よしみさん 水森かおりさんの4人の歌手で固定化されています。

演歌といえども、毎年の流行や人気の移り変わりは当然あるはずです。

新陳代謝が図られておらずかなり硬直的ですね。

固定化が既成事実化し『聖域』となってしまい、余程の理由が無い限り動かせなくなっているのではないでしょうか。

一人でも変えてしまうと様々な利害の衝突が起き調整が大変になるので、そのままにしておいた方がいい、という事なのでしょうか?

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最近5年間の6人の女性演歌歌手の人気度を調査

NHKが選考基準にあげている、3つの基準のうち、
今年の活躍
世論の支持
の2項目を代替するものとして、適当なデータは無いかと考えました。

そこで思いついたのが、
googleトレンド』です。

googleトレンドの数値は、検索キーワード需要を表していて、

検索需要≒人気度・注目度 と置き換えてもよさそうです。

今年2022年の1月1日から11月20日までのgoogleトレンドの平均値は

1位 丘みどり  15
2位 島津亜矢  12
3位 坂本冬美  11
4位 石川さゆり 10
5位 水森かおり  9
6位 天童よしみ  6

という結果になりました。

今回の紅白の選考結果とはかなり違った結果となっています。

この結果は人気・注目度の指標として、多くの人がその歌手に持つイメージと概ね合致しているのではないでしょうか。

ネットでの検索需要を指数化したものなので、演歌の主なファン層であるシニア・高齢層の意向が反映されにくい面はあると思います。

しかしながら、天童よしみさんは残念ながら最下位であり、この数値からは紅白に出場できる前向きな理由を見出すことはできませんでした。

丘みどりさんについては、歌も上手く人気もあるというイメージを持っていましたが、今回の数値はその感覚通りの結果となっています。

丘みどりさんが3年連続で選考から外れていることには違和感を感じます。

そのために誰かを落選させるべきだとまでは言いませんが、演歌の枠を増やして丘みどりさんに出場してもらう、という方法は無かったのでしょうか?

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出場理由は「番組企画にふさわしい」からか

NHKが選考基準として挙げている、
「今年の活躍」
「世論の支持」
の観点からは、積極的な理由を見出すことはできませんでした。

となると、残された出場理由としては、3番目の

番組企画にふさわしいか

という基準で選ばれたということになります。

「番組企画にふさわしいか」という基準は、ぶっちゃけると

NHKが諸事情を勘案して独自決定します」といっているのと同じです。

この基準に入れば出場できる、という明確なものではなく

誰かを出場させたい、させないといけない場合にこの基準を読みに行く、というふうに理解します。

天童よしみさんについて違和感を持ったのは、今回の出場も含め、26回連続で出場している点であって、何故「毎年」なのかです。

過去の実績や歌唱力の点では申し分なく、新曲も毎年出しているので、新曲が時間を掛けてもヒットし話題性も伴えば出れるでしょうし、そうでなければ出れない、でいいと思います。

売れても売れなくてもシード枠で出れます」では、国民からソッポをむかれていくでしょう。

また、今回の出場歌手の中では、天童よしみさん以上に「何故今回」と思ってしまう歌手(女優!?)の方なども多くいらっしゃいました。

にして、最も強力な基準である、

「番組企画にふさわしいか」の濫用が起きている点を指摘しておきたいと思います。

今回のように余りにも世間一般の感覚とズレた選考を行っていくと、先行きの番組の継続性の問題に発展しかねないと危惧しています。

ただ、スポーツなどとは違いあくまでもエンターテインメントなので、ルールを明確にすべきとまではいいません。

自分自身もNHKのファンで、楽しく観たいと思っているので、世間の常識とあまりにもかけ離れた人選はしないでほしいということです。

天童よしみさんの毎回の出場に関してはスッキリとした理由は見出せませんでしたが、より多くの人に感動を与える圧巻のステージを届けてほしいです。

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まとめ 天童よしみさんは何故毎年紅白に出れるのか

天童よしみさんは何故毎年紅白に出れるのか、についてまとめました。

世間での人気・注目度という観点からは積極的な出場理由は見いだせない

・NHKの選考基準の「番組企画にふさわしいか」の基準で選考されたと考えられる

・天童よしみさんに限らず、今回は特に「何故今回出るのと思えてしまう歌手が多い

・国民的番組でもありNHKはもうすこし世間一般の感覚を反映した選考をすべき

今回は以上です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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