はじめに
俳優の高橋克典さんが、10月3日から放送の朝ドラ『舞い上がれ』に、主人公の父親役で出演します。
それに先立ち、9月26日放送の『鶴瓶の家族に乾杯』にゲスト出演します。
高橋克典さんについて、本人や父親など家族について色々と調べてみました。
よろしければ一緒に確認していきましょう!
高橋克典さんのプロフィール
生年月日 1964年12月15日(57歳)
出身地 神奈川県横浜市
身長 175cm
体重 68㎏
血液型 O型
学歴 青山学院大学経営学部(中退)
配偶者 中西ハンナ
事務所 ケイダッシュ
プロフィール 深ヨミ
高橋克典さんはその役柄のイメージからか、肉体的、野性的な印象を持っていました。
しかし、両親とも音楽家で3歳からピアノを習ったり、小学校から青山学院に通っていたりと、お坊ちゃま系ともいえる家庭環境で育ったようです。
これはやや意外でした。
中学・高校ではラグビーをやっていたようで、これはイメージにピッタリという感じです。
並行してバンド活動も行っていたようで、1年先輩にあたる、尾崎豊さんとの交流もあったようです。
そして、小学校から通っていた青山学院を大学で中退しています。
大学には2年生の時から行かなくなったそうです。
その後、退学届けを何度出しても受理されず、27歳まで在籍したままだったとのこと。
せっかく小学校から通っていた学校を、大学で辞めてしまうというのは、非常に勿体無いような気がしますが。
何とか最低単位だけは取っておいて、卒業はしておこう。そう考えるのが普通ですよね。
あれもこれもと中途半端になることを好まず、一つの事に集中する方を好まれるタイプの人なのかもしれませんね。
父 高橋勝司さんについて
父親の高橋勝司さんは、1929年頃に秋田県で生まれました。
海軍を志願し特攻要員となりましたが、すぐに終戦を迎えました。
何もできなかった無力感からか、秋田に戻ってからは16歳ながら酒浸りの日々を送っていたようです。
2013年1月放送のNHK『ファミリーヒストリー』で高橋さんの父、勝司さんのエピソードが放送されました。
これは『父のことが知りたい』という克典さんの思いから番組が企画されたようです。
2006年に亡くなった父の葬儀には、1000人以上もの人が集まり、家にいる父親の姿からは想像できなかったことが、きっかけとなったようです。
勝司さんが亡くなられたとき、克典さんは41歳でした。
40年も父親をみてきて、『父のことが知りたい』と思うことは一見意外に思えますが、実はよくあることではないでしょうか。
自分の親の事については、自分が物心がついてから以降のことしか知らないですよね。
それも家の中での姿しかわかりません。
なので、多くの人が自分の親が亡くなった時に初めて、今まで如何に知らなかったかに気づくのでしょうね。
酒浸りの日々を送っていた勝司さんですが、ある日、教会を訪れ合唱に参加したことことで、音楽に惹かれるようになっていったそうです。
上京し、国立音楽大学作曲家に入学し本格的に音楽の勉強を始めます。
卒業後は横浜市立南高校の教員となり、合唱部を新設するなど音楽の指導に携わったようです。
また横浜YMCA混成合唱団の指揮者に就任するなど、音楽家としての活動の場を広げていきました。
克典さんの母好子さんも、声楽家として青山学院の名誉教授にまでなられています。
両親ともに教師・音楽家という家庭に育ち、克典さんも最初は歌手を目指していたことからも、両親の影響を大きく受けていたことがうかがえます。
『ファミリー・ヒストリー』の番組後半で、高橋克典さんは「音楽に出会えて彼の人生は幸せだった」「職業は違えど、自分が演技にぶつける思いは父譲りの物」とコメントしています。
『職業は違えど』のコメントに注目ですね。
高橋克典さんは、この番組が放送された2013年時点で、職業は俳優と認識していたということですね。
2013年というと、高橋克典さんは俳優としての実績も既に十分で、確固たるポジションを築いていた時期です。
父の死から7年程度が経ち、自身の役者としての仕事も家庭も充実期を迎える中、心に余裕も生まれ、自分が何者であるかを確認する意味も含めて、父の事を知りたいと思ったのでしょう。
まとめ
高橋克典さんと父勝司さんについてみてきました。
克典さんは両親が音楽家であり教師でもある家庭に生まれ育ち、また小学生から青山学院に通っていたことから、音楽や芸能と身近に接する環境にあったことが分かります。
音楽を志した時期もありましたが、俳優として『サラリーマン金太郎』などのヒット作に恵まれ、その後俳優としての地歩を固めていきました。
役作りに対しては妥協しない姿勢で、食事制限や筋トレなども徹底して行うようです。
父勝司さんの音楽に対する頑固なまでの姿勢と通じるものを感じますね。
意外なことに朝ドラは初出演という高橋克典さんですが、どんな父親を演じるのか楽しみですね。
今回は以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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