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宮下芳明(明大教授)の年齢・学歴などwikiプロフ、味覚の研究など

専門家・知識人

明治大学教授で味覚の研究で注目されている宮下芳明(みやしたほうめい)さんが、11月19日放送のNHKEテレ【ワルイコあつまれ】に出演します。

宮下教授は、草彅剛さんが取調官に扮する『好きの取調室』のコーナーで、研究テーマである味覚についての成果などについて紹介するのではないかと思います。

宮下芳明さんの年齢や・学歴などのプロフィールや、物事に対する考え、味覚の研究などについて調べてみました。

よかったら一緒に確認していきましょう!

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宮下芳明さんのwikiプロフィール

年齢・学歴など

生年月日   1976年6月13日(2022年現在で46歳)
出身地    イタリア、フィレンツェ
学歴     金沢大学付属高校卒業(1995年)
       千葉大学工学部画像工学科卒業(2001年)
       富山大学大学院教育学研究家修士課程終了(2003年)
       北陸先端科学技術大学院知識科学研究科博士後期課程修了(2006年)

現在     明治大学総合数理学部先端メディアサイエンス学科教授(2014年~)

著書     「コンテンツは民主化をめざす 表現のためのメディア技術」明治大学出版会,2015
       「電気刺激による味覚提示, 口・鼻・耳の感覚メカニズムと応用技術」S&T出版、   
        2018(共著)

イタリアから日本に移住

宮下芳明さんは1976年生まれの46歳。

イタリアで生まれ育ち、イタリア語ネイティブだった宮下さんですが、日本に移住した当初は言語や文化の違いに適応するのが大変だったようです。

しかし、日本の生活に慣れてくると母国語であるイタリア語やイタリアの思い出もかなり忘れてしまったようです。

必要なものだけを取り出して記憶にとどめるようにセットされるという、脳のメカニズムが作動しているという面があるのだろうと思います。

そして宮下さんはイタリアでの記憶が薄れていることを、生きる上で前向きに捉えているようです。

時代や社会、自分の価値観が変わっていくなかで、「今の自分にとって要らないものは捨てる」、という本質的な問題を提示されているように思います。

シンプルですが、とても勉強になります。

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味覚をテーマに研究

宮下芳明教授は2012年から約10年間、味覚の研究に取り組んできました。

母親が料理研究家でレシピ本を出したこともあるそうで、宮下さんも幼いころから食べ物や味に興味を持っていたようです。

人間の舌は、甘味・酸味・苦味・塩味・旨味の五味を感知することができます。

宮下先生は電気の力を使い、味を感知できる『電気味覚』の実用化に向けて研究を行っています。

研究結果の一つとして、2022年4月に「塩味を約1.5倍に増強する箸型デバイス」を発表しました。

箸の先端に備えた電極をコントロールし、みそ汁などを食べるときに感じる塩味を強めることができるそうです。

実用化に向け、キリンホールディングス(株)と共同開発を進め、2023年には商品化を予定しているとのこと。

2022年9月7日に、キリンホールディングス(株)は、減塩食の塩味を約1.5倍に増強するスプーンやお椀の開発したと発表しました。

これは宮下先生の研究室が開発した『箸型デバイス』として発表した電気味覚の技術を社会実装するために発展させたものだそうです。

ラーメンやみそ汁は『濃い味で食べたい』と思っている人が潜在的には多くいます。

濃い味付けで食べたい消費者のニーズと、『塩分の取り過ぎ』という食生活の課題は、トレードオフの関係にありますが、この課題の解決策としての電気味覚の実用化に期待したいですね。

そして、昨日2022年11月18日に、大きなニュースが飛び込んできました。

キリンと明治大学 宮下芳明研究室が共同開発した電気味覚での塩味増強効果と、おいしさを我慢しない減塩手法の提案がInnovative Technologies2022を受賞

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000541.000073077.html

早速宮下さんはtwitterにも投稿されています。

塩分や、カロリーを気にせずに同じ味を舌で味わうことができる、そういう世界が目前まできているということみたいです。

『Go To Eat』ならぬ、『テレイート』の時代がやってくるのでしょうか。

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宮下芳明さんについてのまとめ

・宮下芳明さんは1976年生まれの46歳、イタリアで生まれ育ち、日本に移住

・母親の影響もあり幼少の頃から食べ物や味について興味を持っていた

・2012年以降、電気味覚の技術を応用した味覚の研究に携わる

・2022年3月に、みそ汁の塩味を増強できる『箸デバイス』を開発、キリンとの共同で実用化に向け開発を進めている

・今をどう幸せに生きるか、そのためには何を捨ててもいいし、何を変えてもいいという考えがとても参考になる

今回は以上です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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