こんにちは、kazuです。
衆議院議員で法務大臣などを歴任された上川陽子さんについてのリサーチ記事を投稿します。
上川陽子さんは比較的地味な存在かもしれませんが、安定感は抜群といわれており、
今後官房長官など主要閣僚での登用の声もあがるなど、自民党の女性議員の中でも最も評価が高い議員の一人といわれています。
今回は、上川陽子さんの夫や子供など家族構成や、経歴プロフィール、政治家としてのエピソードや評判・評価、今後どのようなポストに就くのかなどみていきたいと思います。
上川陽子さんの素的な画像もご覧いただけます。
上川陽子さんの事が気になっている方にとって、この記事がお役に立てれば幸いです。
上川陽子さんの経歴プロフィール
最初に上川陽子議員のプロフィールを簡単にまとめておきます。
【生年月日】1953年3月1日(70歳)
【出身地】静岡県静岡市
【高校】静岡雙葉高校
【大学】東京大学教養学部
【前職】三菱総合研究所社員、
ボーカス米上院議員政策スタッフ
(株)グローバリンク代表取締役
【選挙区】静岡1区
【当選回数】7回
【派閥】岸田派
【現在の役職】自民党幹事長代理
【尊敬する人物】大久保利通
【趣味】みこしを担ぐ、夜桜乱舞、ラジオ体操
上川陽子さんの結婚した夫について
上川陽子さんの夫は大学時代のクラスメートで上川卓苗さんという方です。
クラスメートという事なので、上川卓苗さんも東京大学教養学部を卒業されていて、年齢は現在70歳前後ではないかと思います。
上川陽子さんのホームページでは、夫・上川卓苗さんは元銀行員と紹介されていますが、
銀行といっても「銀行の銀行」である日本銀行の元職員です。
こちらが写真の方が上川卓苗さんです。
日本銀行では福井事務所長や、水戸事務所長などを歴任されています。
画像は2008年7月、福井事務所長の時の講演の様子で、上川卓苗さんが55歳位の頃だと思います。
日銀マンらしく真面目で頭も切れそうなエリート風にみえますが、優しそうな雰囲気も感じられますね。
事務所長・事務所の役割として、地域における日銀券(お札)の流通の管理や、地元金融機関の経営や資金繰りのモニタリング、地域経済の分析や講演活動など、地域経済の「顔」としての役割を担っておられたということになります。
2020年の上川陽子さんの政治資金収支報告書によると、上川卓苗さんは上川陽子後援会に個人として寄附をしていて、職業の欄には無職と書かれています。
なので、現在は完全にリタイヤされているようですね。
また、先ほどの政治資金収支報告書によると、上川卓苗さんの住所は東京都小平市になっています。
この辺りは何かテクニカルな部分があるのかもしれません。
上川陽子さんは基本的に赤坂の議員宿舎に住んでいると思いますので、夫の上川卓苗さんも同居しているのではないかと思います。
上川陽子さんのお子さん(子供)について
上川陽子さんには二人の娘さんがおられます。
長女の方は、上川真希さん
次女の方は、上川悠希さん
です。
こちらが、上川陽子さんがハーバード大学・ケネディスクールの卒業式での
真希さんとの2ショット写真です。
1988年、上川陽子さんが35歳の時で、真希さんはこの写真の感じからは7,8歳くらいに見えますね。
長女の真希さんは米国の大学院を修了し、海外援助機関に勤務しているとのことです。(2009年頃の情報)
海外援助機関というと、OECDやJICAなどが思い浮かびますね。
現在も同じ機関に勤めているかどうかは分かりませんが、現在の年齢は40~45歳程度だと思います。
結婚しているのかどうかなど現在の情報はみつかりませんでしたが、キャリアのイメージからは将来、母親の後継者として選挙に出てくる可能性もありそうですね。
次女の悠希さんについては詳しい情報がありませんが、2009年時点で大学生とのことです。
現在は32~36歳くらいではないかと思われます。
上川陽子さんのホームページには、家族で静岡県駿河区大谷で両親と在住していると書かれています。
大学を卒業している優秀(と思われる)な娘さん二人が地元に住んでいるのかどうか、実際の居住実態がどうなのかは分かりません。
もしかしたら、地元の秘書として活動しているのかもしれませんね。
上川陽子さんは何がすごいのか、評判・評価など考察
上川陽子さんのこれまでの経歴やエピソードなどから、政治家としての能力・実力を評価、何がすごいのかを考察してみたいと思います。
上川陽子さんは、東京大学を卒業し、民間シンクタンクや米国の上院議員の政策スタッフを務めるなど、政治家として確かなバックボーンを有する実務能力の高い政治家だと思います。
また世襲議員でもなく、ゼロからのスタートで2度の落選経験もあるなど、決して順風満帆な政治家人生ではなかったことからも、志の高さやストレス耐性の強さを兼ね備えていると想像します。
初入閣は当選3回時で世襲ではない議員としては異例の早さともいえることから、その能力や評価の高さがうかがえます。
2009年の政権交代となった選挙では落選しましたが、2012年の政権奪還となった選挙で復活、その後これまでに法務大臣に3回就任しています。
1回目は前任の松島みどり大臣が「うちわ問題」で辞任したことを受けての起用でした。
不祥事で辞任した大臣の後任として任命されたという事は
・身体検査を精査する時間的余裕のない中で任命されていることから、政治家として・人間としての信頼度が高い
・政権の安定化という観点で手堅く、言動にも安定感がある
ということの証左になると思います。
2回目、3回目もそれぞれ、前任者は辞任はしていませんが、法務大臣としての資質を問われ国会が停滞するなどの影響が出た、金田利勝氏、森まさ子氏の後任での起用でした。
やはり、信頼度が高く、政権の安定に重要な存在という任命理由・背景があったと思われます。
要するに、人気取りやイメージアップではなく、実力本位・中身重視で人選した場合、上川陽子さんが適任者という判断がなされている訳です。
また2018年1月、最初の法務大臣在任中に、国際仲裁センターの日本誘致をめぐり、
これに消極的だったとされる林眞琴刑事局長と対立し、林氏の次官昇格を承認しなかったといわれています。
このことからは、単に官僚のいいなりではなく、政治家・所管の大臣としての信念も持って任務にあたり、事と次第によっては厳格に対処するという、芯の強さも持ち合わせていることがうかがえます。
一方で、これまで財務、外務、経産、官房長官などの重要閣僚や党3役の経験はないことから、
永田町の中での政治力学・派閥力学的な意味での有力議員という存在ではないのだろうと思います。
実務・行政手腕>政治力
という図式になるのかなと思います。
上川陽子さんの今後について
上川陽子さん自身は恐らく総理・総裁を目指している訳ではないと思いますので、
所属している宏池会(岸田派)の中で実務能力に長けた一有力議員として、残りの政治生命を全うされるものと思われます。
今後岸田政権の中で想定される人事では、女性の登用というテーマにおいては勿論ですが、
男女関係なく、能力優先でも登用されておかしくない政治家だと思います。
女性1枠というアドバンテージも確保しつつ、人気取りやバランス調整という観点というよりは
女性枠の中の実力本位枠で要職に起用される可能性が高いと思います。
具体的には
官房長官、外務大臣、総務大臣などの主要閣僚ポストで処遇されるのではないでしょうか。
個人的には、官房長官としての上川陽子さんの手腕を是非みてみたいと思います。
官邸を仕切り、閣僚に睨みを利かす、危機管理対応も抜かりない、など上川陽子さんが官房長官となれば、菅義偉官房長官の時のような能力・存在感を発揮されるのではないかと期待します。
上川陽子さんについてのまとめ
上川陽子衆院議員についてみてきました。
実務能力が高く、安定感のある女性議員として、実力に見合ったポストへの起用、活躍が期待される政治家の一人と認識されます。
上川陽子議員の今後の動向に引き続き注目していきたいと思います。
今回は以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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