元NHK解説委員長で、現在はワイドスクランブルなどのコメンテーターとしてお馴染みの柳澤秀夫さんについてリサーチしましたので記事を投稿します。
柳澤秀夫さんの年齢や高校・大学、これまでの主な経歴、肺がんの体験などについてまとめました。
また結婚した奥さん(妻)や息子さん、娘さんについても調べました。
柳澤秀夫さんは、毎日のようにテレビで見かけるので、気になっている方も多いのではないでしょうか。
そんな皆さんにとってこの記事が参考になれば幸いです。
柳澤秀夫さんのプロフィール
柳澤秀夫さんの年齢や高校・大学について
【生年月日】1953年9月27日
【出身地】福島県会津若松市
【高校】福島県立会津高校
【大学】早稲田大学政経学部
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柳澤秀夫さんは1953年生まれ、福島県会津若松市出身の現在69歳
出身高校は県立会津高校です。
「みんなの高校」によると県立会津高校の現在の偏差値は66で、福島県内の全高校201件中第5位です。
面積が広い福島県の広域エリアである「会津」の中では第1位です。
柳澤秀夫さんが高校に入ったのは今から50年以上も前ですが、名門校の伝統は入試難易度も含め継続されるものなので、当時も会津では最難関高校であったと思われます。
高校のOBには、伊東正義元外務大臣・官房長官や渡部恒三元衆議院副議長など、大物政治家を輩出しています。
柳澤秀夫さんは2017年10月に会津出身者の親睦会である「会津会」の会長に就任しています。
会津会は明治45年に創立された歴史と伝統のある会で、就任にあたってのあいさつで柳澤秀夫さんは、以下のように重責への思いを述べています。
百年以上にわたって名だたる先人たちが築いてこられた、歴史と伝統のある会津会は、これまで私にとって、正直、格式が高く、どこか近づき難い存在というイメージがありました。それだけにその会津会の会長職をお引き受けはしたものの、はたして浅学菲才の私にその重責が務まるのかどうか?今、はなはだ不安で身が引き締まる思いがしています。
http://www.aizukai.com/2017aisatsu.html
「会津」という歴史的背景と、会津出身者としての故郷への思い、会津人としての誇り、など他の県人会、地域の親睦会とは異なる重みが伝わってきます。
柳澤秀夫さんも会津人としての誇りや使命感などを内に秘めつつ、ジャーナリストとしてこれまでの取材活動や言論活動に取り組んでこられたものと思われます。
柳澤秀夫さんの出身大学は早稲田大学政経学部です。
ご存じ、私学の雄・早稲田の看板学部です。
伝統的に早稲田はマスコミ志望の学生が多く、柳澤秀夫さんもその例外ではなかったようで、大学卒業後の1977年にNHKに就職しました。
柳澤秀夫さんのNHK時代の主な経歴
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NHKに入局した柳澤秀夫さんは記者としてのキャリアを歩んでいかれました。
最初に赴任したのは横浜放送局、その後沖縄放送局に異動、約7年間地方局の記者として警察担当など事件や事故の取材など、現場での取材を行いました。
当時はまだネットやSNSNもなく、泥臭い取材活動により情報を入手する時代でした。
柳澤秀夫さんも、夜討ち・朝駆けで濃密な関係を築き、腹を割って話すことで人間関係の幅を広げていくという、昔ながらの取材方法を実践してきました。
1984年に報道局外信部に転勤、バンコク、マニラ特派員、カイロ支局長などを歴任、カンボジア内戦や湾岸戦争などの取材活動を経験します。
湾岸戦争ではインサルマット(国際移動通信電話)を使ったリポートを繰り返し行う姿が映されました。
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出典:https://book.asahi.com/jinbun/article/13732164
2000年にNHK解説委員に就任、中東情勢の担当します。
9.11米同時多発テロやイラク戦争を受け、報道・討論番組に頻繁に登場します。
その後、2006年4月にリニューアルスタートした夜9時台のニュース番組、『ニュースウォッチ9』の初代MCとして伊藤敏江アナウンサーと共に就任します。
これまで9時台のニュースのMCは海外での取材経験の長いベテラン記者が担当しましたが、柳澤秀夫さんの満を持しての登場により、「ジャーナリストとしてのNHNの顔」的な存在となります。
2010年3月からは朝の新番組『あさイチ』の初代MCに就任、2018年3月までの8年間出演、以降は不定期でのゲストとして出演を続けました。
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皆さんの中にはこの『あさイチ』に出演していた頃の柳澤秀夫さんの、少し緩めな印象が記憶に残っている方も多いのではないでしょうか。
この間も2012年6月にはNHK解説委員長に就任するなど、多方面での活躍をされています。
そして、2018年9月30日をもってNHKを退職、10月1には大手芸能プロ「ホリプロ」と契約、
テレビ朝日系列の昼の情報番組『ワイドスクランブル』の木・金曜コメンテーターとして民放番組に登場します。
肺がんの発症と克服、死生観への影響など
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2006年4月にスタートした「ニュースウォッチ9」のMCに就任し約1年半後が経ったある日、柳澤秀夫さんはNHKの健康管理室に呼び出され、右肺の上部に影があると告げられます。
病院で精密検査を受けたところ、肺がんの疑いがあると告げられます。
治療のため「体調不良」との理由で番組を休むことにし、詳しい精密検査や治療方針を決めまることに。
患部の摘出手術を受けることになりましたが、手術の前は不安で何も喉を通らなかったそうです。
これまで紛争地域の取材で目の前を銃弾が飛び交い、すぐ近くに爆弾が落ちるような危険な場所にも行きましたが、なぜか
「自分だけは大丈夫」という根拠のない自信のようなものはありました。
本当は感覚が壊れているだけで、本人もそれに気づいていないという状況だったと、後に振り返っています。
しかし、肺がんの告知を受け、手術を受ける段になって、柳澤秀夫さんは紛争取材でも感じなかった「死への恐怖」を感じていました。
理系の出身で製薬会社に勤務している娘さんが肺がんに関し解説した本を持ってきてくれたそうですが、とても目を通す気持ちにはなれなかったそうです。
ジャーナリストとして危険地帯での取材を重ねるうちに、ある種壊れてしまった生死の感覚が、がんの宣告を受け、それと向き合わざるを得なくなったことで、正常な感覚を取り戻せたということだったのではないでしょうか。
1年余りに渡り治療に専念し、体調は回復し寛解に至ります。
2012年11月18日放送の『NHKスペシャル』で、自ら初めて肺がんであったことを明かし、自らの体験をもとにがんワクチンの研究・開発についての意見を述べています。
柳澤秀夫さんの結婚した妻や息子、娘について
柳澤秀夫さんの家族に関する情報については多くは伝わっておらず、分からないことが多いですが、
奥さん(妻)は中学校の同級生だそうです。
ということは奥さんも会津の出身という事だと思います。
賢くて我慢強い女性というイメージが湧いてきます。
柳澤秀夫さんは30代のころは外信部の記者として、紛争地域の取材にあたっていたことから、子育ては恐らく奥さんに任せきりで、
もっと言うと、仕事ばかりで家庭を省みることは少なかったのではないでしょうか。
旦那が留守になりがちな家庭をしっかりと守り、二人のお子さんも立派に育ててきた奥さんに、柳澤秀夫さんとしては頭が上がらないのかもしれませんね。
息子さんに関しては全く情報はありませんが、娘さんに関しては前述のように、理系の大学を出て製薬会社に勤務しているという情報があります。
柳澤秀夫さんは現在69歳ですので、二人のお子さんは年齢的には30~40台と思われますので、現在は独立していると思います。
おそらくはお孫さんもいらっしゃるのではにでしょうか。
柳澤秀夫さんについてのまとめ
- 柳澤秀夫さんは1953年生まれ、福島県会津若松市出身の現在69歳
- 県立会津高校→早稲田大学政経学部を卒業、1977年にNHKに入局
- 地方局での記者を経て1984年に外信部に異動、カンボジア戦争や湾岸戦争など紛争地域での取材にあたる
- 2006年4月から「ニュースウォッチ9」の初代Mに就任、しかし肺がんの治療に専念するため、2007年10月末で降板する
- 肺がんを克服後、2010年3月から朝の新情報番組「あさイチ」の初代キャスターとして8年間出演
- 解説委員長などを平行して務め、2018年9月末をもってNHKを退職
- 2018年10月よりホリプロと契約し、「ワイドスクランブル」など民放の情報番組のコメンテーターとして登場
- 現在はワイドスクランブルの他、「中居正広のニュースな会」「サタデーステーション」「LIVE NEWS it」など多くの報道番組に出演中
国内外での豊富な取材経験、がんとの闘病などをもとにした柳澤秀夫さんのコメントはいつも的確で、説得力を感じます。
現在も数多くの番組に出演しているのもなるほどと、納得できますね。
柳澤秀夫さんの今後の活躍に引き続き注目していきたいと思います。
今回は以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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