こんにちは、kazuです。
5月21日放送の『サンデーLIVE』で、東山紀之さんが故・ジャニー喜多川氏による所属タレントへの性加害問題に関し、謝罪しました。
情報番組のキャスターとして、ジャニーズ事務所の最年長のタレントとして東山紀之さんがこの問題について初めて語り、
謝罪をしたことは一定程度評価はできると思います。
サンデーLIVEでの東山紀之さんの全発言内容はこちら
▶東山紀之のジャニー氏性加害・被害問題に関するコメント全文、反響も
本人が一通り話し終えた後に、バトンを渡された野村修也弁護士の客観・公平な立場からのコメントは
とても適切であったとの評価の声が上がっています。
東山紀之さんがコメントすること自体は、藤島ジュリー景子社長が謝罪動画を公開したことで、
発言内容に問題さえ無ければ差ほどリスクは無いといえるでしょう。
今回の発言内容自体はある意味常識的な内容で、想定の範囲内だったと思います。
ただ、その中で一つだけ気になる部分がありました。
その部分について掘り下げてみたいと思います。
ジャニーの名前を存続させるべきなのか、について
発言の中で
「そもそも、ジャニーズという名前を存続させるべきなのかを含め、外部の方とともにすべてを新しくし、透明性をもってこの問題に取り組んでいかなければならないと思っています」
というくだりがあります。
「ジャニーズという名前を存続させるべきか」
この部分が唯一の個別具体的な表現になっていることが気になりました。
ジャニーという名前が付いた社名を変えることで、事態の幕引きを図りたい、
イメージの悪化に歯止めをかけたい、ジャニーという名前を消し去ることで忘れさせたい
という会社側の本音、落としどころが透けてしまった感じです。
それを最年長とはいえ所属タレントであり、もしかしたら被害者の1人であるかもしれない東山紀之さんに言わせている会社って、どうなの?
という気がしてなりません。
確かに、被害者への対応、再発防止、コンプライアンス体制の構築など、必要な取り組みを講じた上で、
企業としての再生と今後の信頼回復に向けた手段の一つとして、
「社名変更」という選択が出てくるのは合理的ではあると思います。
しかし、まず変更ありき、ジャニー氏の名前を社名から無くすことありき、
という問題から目を逸らそうとする姿勢が垣間見れてしまいます。
恐らく、スポンサーから「ジャニーズ」の名前が残っていては使いにくい、
とういうようなことは言われているのだとは思います。
ジャニーズ 社名変更についての反響
SNSでの声も見てみたいと思います。
社名変更は必要として、それで立ち直れるのかは疑問という意見が多いです
中には、まだ被害の事実を認めていない段階で社名変更を言い出したことが意味不明
など、厳しい指摘もでています。
ジャニーズ 社名変更についてのまとめ
- 東山紀之さんが生放送で謝罪をしたこと自体は一定程度評価できる
- 常識的、一般的な発言の中に唯一「ジャニーズ」の名前を社名から無くす、という具体的な発言があったことに違和感を感じる
- 事務所的にいまだにこの問題を甘く見ている気がしてならない
所属タレントがますます仕事がしにくい方向に進んでしまっているようで、残念でなりません。
企業の不祥事対応でも、世間から
「ここまでやるのか」という位、厳しい選択、判断をすることにより信頼回復がようやく可能になってきます。
今回のジャニーズについても、このフェースに入っていると思います。
納得できる形での方向に進んでほしいと思います。
今回は以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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